|
やくざの跡継ぎになりたくない主人公、大河内政宗は家を飛び出し小さな探偵事務所を始めた。 金になるような依頼が来るはずもなく、現実はその日暮らしの貧乏生活だった。 当然、潮時は感じていたが実家に戻る気にはなれない政宗。 そんな政宗の前に大学時代からの友人、茅原田葵が訪れる。 二人の毎度同じやり取りの中、その日だけは葵以外の訪問者が現れた。 葵を自分の婚約者と見間違え事務所に入ってきた男は、別人だと分かると号泣しその場に崩れ落ちていくのだった。 そんな男の姿にみかねた政宗と葵は話だけでも聞く事にする。 そしてこの男こそが、今回の事件の発端である相崎宗一郎であった。 『葵にそっくりな消えた婚約者、柏木双葉を探して欲しい。』 失踪した柏木双葉を探す事から始まったこの事件。 葵に似ている柏木双葉と茅原田葵の関係は一体何なのか。事件の裏で複雑に絡み合いばら撒かれたパズルのピースを集め政宗は完成させ解決する事が出来るのか。 素人貧乏探偵、大河内政宗の野生的な勘と鋭い推理が冴え渡る。 推理アドベンチャーゲーム。 |